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4枚目「心頭滅却」

写真館

 皆さま~、こんにちは!お元気ですか?ミスターです(ただの前地ね)!

 外を歩く人々の姿が薄着となっている今日この頃。あの寒さは何だったのかと考えてしまいます。今は良いですが、数ヶ月もすれば「猛暑」などと呼ばれるあの暑い季節に突入します。

 暑さも寒さも苦手ですが、寒過ぎると「夏だったら」と思い、暑過ぎると「冬だったら」と考えてしまう私ミスター。腹痛と頭痛の話に酷似している気がします。

え?それってどんな話?

 お腹が痛い時は「これなら頭痛の方がマシ」と思い、頭が痛い時は「あかん!腹痛の方がなんぼか良いわ」ってやつです(知らん。というか春と秋でええやん)。

 暑いと言えば、小学生時代のある話を思い出します。真夏のある日の出来事。友人たちとスポーツ少年団の練習を終えて帰宅していた時でした。

 あまりの暑さに日陰を探しながら歩いてると、畑を耕していたおじいさまに「お前ら若いのにだらしないわ。心頭滅却すれば火もまた涼しいや。わしら朝から畑仕事しやるんやで」とありがたい一言をいただきました。

 その時のおじいさまのお顔は真っ赤に日焼けしていて、大粒の汗が滝のように流れておりました。友人のA君は「すげー」とおじいさまを評価。B君は「顔真っ赤やん。痩せ我慢やって」と心ない一言を呟きました。私、ミスター(前地ね)はA君と同じく「心頭滅却すげえ」と思いました。

見てはいけないもの…やっぱり

 帰宅後、ミスターは服を着替えて昼食を取り、すぐにC君宅へと遊びに向かいました。その途中の出来事です。

「くそ暑い!かなわん!」ー。

 声の聞こえる方に視線を向けると、先ほどのおじいさまのご自宅がありました。その後、庭先にいた全裸のおじいさまがガラス戸を締め切った部屋に駆け込んで行く様子が伺えました。

 覗いては絶対いけませんが(当然!)、小学生のミスターは自転車の立ち漕ぎをしながら視線を普段より高くしてみると、部屋下すぐにフル稼働するエアコンの室外機が「ぶ~ん」と音を立てていました。「涼しい~たまらん!」とコップに注がれた麦茶らしき液体を飲み干す裸のおじいさまの姿が確認できたのです。

 「…やっぱり暑かったんや」

 見てはいけないものを見た罪悪感と人の生活を覗いてしまった罪悪感(小学生時代なのでお許しを)のダブルパンチを受けたことを今ではっきりと覚えています。心頭滅却しても暑いもんは暑い…良い教訓になりました(なんの?)。今では良い思い出です(どこが?)。

 これから先、暑い夏がやってきます。どうか皆さま、痩せ我慢はせずに快適な温度でお過ごしくださいませ。

季節に応じた大切なお写真は当店で

 そして、その時期、季節に合ったお写真やデザインをぜひニシクボ写真館で(宣伝かい!)今日もお付き合い頂きまして、誠にありがとうございました。

 それではまた、お会い致しましょう!

悩み相談するも聞く気ゼロの愛猫

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